見出し

ニュース一覧

「GX車両出陣式 及び災害時給電支援に関する調印式」を挙行

EVタクシー180台導入で出陣式 多摩市と災害時給電支援の協定

 飛鳥交通グループは5月1日、飛鳥交通ニュータウン株式会社(多摩市)において、「GX車両出陣式及び災害時給電支援に関する調印式」を挙行しました。公共交通機関であるタクシーの一定数を電気自動車とすることで、環境に配慮しつつ、大規模災害時等による停電時に、地元自治体と連携して避難所等で電力供給できる仕組みを構築します。
 
 当社グループは、GO株式会社が取り組む「タクシー産業GXプロジェクト」に賛同し、タクシー車両の脱炭素化に取り組みます。本プロジェクトは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、電気自動車の走行データや充電データ等を提供し、その有効性を検証していく国家規模の実証実験です。

 東京多摩地区で60台、神奈川地区で50台、埼玉地区で70台、合計で180台の日産リーフをタクシーとして今夏までに導入します。1日には多摩地区・町田地区のタクシー40台を集結させ、駆け付けて頂いた来賓によるテープカットセレモニーを行い、EVタクシーによる営業を開始しました。

※『GX』…グリーントランスフォーメーション


飛鳥交通仕様のリーフタクシー


リーフ40台を並べた「GX車両出陣式」会場敷地内(飛鳥交通ニュータウン営業所)


テープカットセレモニー

 来賓には、こども家庭庁初代担当大臣の小倉將信衆議院議員、環境副大臣の山田美樹衆議院議員、衆議院文部科学委員長の宮内秀樹衆議院議員、中田宏参議院議員、阿部裕行多摩市長ら多数に臨席頂いて、タクシーの脱炭素化に向けて激励のお言葉を頂戴しました。

こども家庭庁 初代担当大臣 
衆議院議員 小倉 將信 様



環境省 環境副大臣
衆議院議員 山田 美樹 様



衆議院文部科学委員長
衆議院議員 宮内 秀樹 様



参議院議員
中田 宏 様



ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社 専務執行役員 首都圏エリア統括 兼 東京地区本部長
蓮沼 利幸 様



公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク 広報・啓発事業部 部長
松田 尚明 様


 また、多摩市と飛鳥交通ニュータウン株式会社は同日から効力を発効する「災害時給電支援に関する協定」を締結しました。大規模災害等により停電が発生した際には、電力供給が必要な場所へ電気自動車を派遣し、緊急時の電力インフラとして、タクシーから電力を供給するボランティア活動です。近く、町田市とも同様の協定を締結する見通しで、180台というEV車両のネットワークを活用し、各地の自治体との連携についても積極的に拡大して参ります。

多摩市長
阿部 裕行 様


当社グループ代表の川野と、多摩市長阿部裕行様による災害時給電支援に関する調印式

 その他、飛鳥交通グループでは、社会貢献活動の一環として日本臓器移植ネットワークの「グリーンリボン」活動に賛同し、10年以上その取り組みを継続しているところです。国内で完結する臓器移植で「命を繋ぐ」ことを目的とする啓蒙活動で、全てのタクシー車両にステッカーを貼付しております。当日は「グリーンリボン」のブースを設置し、その活動を紹介させて頂きました。

画像左:公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク/グリーンリボンキャンペーンの展示ブース
画像右:タクシー車両に貼付したステッカー


【関連サイト】
〇 グリーンリボンキャンペーン






【参考資料】
〇 GX車両によるCO₂削減効果(PDF)
〇 リーフ〔LEAF〕蓄電池利用(PDF)